投稿日:2024.06.17
更新日:2024.08.28
【勉強会/社内研修レポート】ウォーターフォール開発
弊社の月例会議では、6月にウォーターフォール型開発について勉強会を実施しました。
ウォーターフォール開発とは、滝のようにプロジェクト開発が進む様から名づけられています。ウォーターフォール型開発は手戻りが許されないため、各工程が終了する度に、ドキュメントを作成し、証跡を残します。
そのため、アジャイル型開発とは異なり、大規模かつ複雑なプロジェクトに向いています。
(アジャイル型開発について:【勉強会/社内研修レポート】アジャイル開発手法 |新着情報|株式会社B・S・L (bsl.inc))
ウォーターフォール型開発はプロジェクトのスケジュール期間が長い場合が多く、手戻りが発生した際に与える影響が大きくなりがちです。
ウォーターフォール型開発は、要件定義、外部設計、内部設計、実装、単体テスト、内部結合テスト、外部結合テスト、システムテスト、運用テスト、リリースという順でプロジェクト開発が進んでいきます。
この流れはV字モデルと呼ばれ、各設計工程一つにつき、対になる検証(テスト)工程が入ります。
ウォーターフォール型開発のメリットは、品質を担保したシステム開発がしやすく、スケジュールや進捗管理がしやすいこと、事例が多いため他事例を参考にし、プロジェクトを進められることが挙げられます。
デメリットは開発期間が長期化しやすく、使用や計画変更に対応しにくいこと、手戻りの際に大幅な工数がかかることが挙げられます。
このようにウォーターフォール型開発にはアジャイル型開発と同様に一長一短があります。
アジャイル型開発についての説明は下記のURLをお読みください。
URL:【勉強会/社内研修レポート】アジャイル開発手法 |新着情報|株式会社B・S・L (bsl.inc)
ウォーターフォール型開発手法について知りたい方は別途、下記の書籍をご参照ください。
北村 充晴『上流・下流工程から改善・監査までわかる システム開発のすべて』